皆さん、こんにちは。
ワーキングホリデーでオーストラリアに滞在している、最近左足の付け根を痛めたHideです。
最近パースは寒いです。今朝なんて8度しか無かったです。怪我したのは老化のせいじゃない、寒さのせいや。
さて、ワーキングホリデーで海外に出てくる前に、皆さんこんな想像してませんでした?
「俺はローカルの友達たくさん作って地元民化してやるぜグッダイマイト!」「金髪蒼目の素敵なダーリン捕まえるんだからぁ!」、と。
そして気付くのです。あれ?ローカルの友達出来なくね?、という驚愕の事実に。そうです、結構難しいんですこのローカルの友達を作るって言う事は。
そんな中、僕は色々と工夫して、今では地元民と色々な人間関係を築き上げる事に成功しました。
ところで皆さん、日本にいた頃、友達ってどうやってできました?facebookの友達リスト見てみると、多分学校や職場の人間が大半じゃないですか?あとは同じ部活とかサークルの人とか。きっとそうですよね?友達10000人作りましょうコミュニティにでも入っていない限り。
その結果から考えると、友達ってなろうとしてなるものではなくて、いつの間にかなってるものですよね?そしてそれは同じ時間、環境、趣味を共有した人間同士である事が多いはずです。
さて、というわけで、まずはワーホリで海外出てきた日本人がどういう環境に身を置くか、ちょっと例を挙げてみましょう。
①語学学校に行く
②ジャパレスやアジア系レストラン、ファームで働く
③アジア系のシェアハウスで暮らす
それぞれについて、その場でローカルの友達が出来ない理由を挙げていきます。
①ローカルの人々は母国語を学びに語学学校に行きません。
②ローカルの人々はローカルジョブや永住権を持っている人向けの仕事をするのがほとんどです。ローカルジョブを見つければ彼らと一緒に働く事が出来ますが、ローカルジョブを見つける事自体が大変です。ローカルジョブに興味がある方は、別の記事に色々書きましたのでご覧下さい。
③ローカルの人々は家族と暮らしてたり、アパート借りたりしてます。個人の感覚ですが、シェアハウスって、ローカルの人が家の余ってるスペースを貸す為にやってるか、アジア人がビジネス目的でやってるかのどちらかがほとんどです。オーストラリアの場合、稀にシェアハウスにオージーが住んでるようです。
上記の通り、ローカルの人々と根本的に生活パターンが異なるので、普通にしてたら出会う事はないのです。
じゃあどうやったら彼らに出会う事が出来るのか、前ふりが長くなりましたが、その手法を公開したいと思います。
◆日本に関わるイベントに参加する
今僕はオーストラリアに住んでるのですが、結構日本に興味がある人って多いんです。高校生の頃日本にホームステイしてましたとか、第二言語の授業は日本語取ってましたって言って、割と日本語話せる人もいるんです。
あと、やはり強しアニメ文化。下手したら日本人よりアニメ詳しい人とか、コスプレの写真アップしてる人とかいます。
割と親日国家なオーストラリア、やはり僕らの国や文化に多大な関心を寄せてくれてます。
となると、そんな日本の事をもっと知ろうとか、交流してみようって人がいる訳です。その中で色々行動出来る人が、やるのです。そう、日本に関わるイベントを。
僕が参加したイベントは、某大学の学生が主体となって、日本語での会話を楽しみましょうというコンセプトの交流会です。そこで日本や日本の文化に興味を持つオーストラリア人の友達がたくさん出来ました。元々日本に対する興味があるから好感度も割と最初から高めな状態でスタートできるので、中々おすすめです。話題提供の定番である天気の話も、「今日はいい天気だね」って日本語で言うだけで、「え〜、なにそれ、どういう意味?」ってなって話題が広がります。
こういった類いのイベントは、各地域にある日本語媒体の情報誌やネットから情報を得る事が出来ます。
◆趣味のサークルに参加する
これは、日本で友達が出来た時のパターンと一緒ですね。こういった趣味のサークルって海外も例外ではなくて、探せばどこにでもあります。
僕の場合はブレイクダンスが趣味なので、現地のダンサーが集まるところに突撃して仲間に入れてくれ!って踊ってたら皆んなと友達になりました。もちろんその中にはワーホリで来てる人達もいます。ダンスの輪は世界を繋ぐ。
これもインターネットで探したり、情報誌を発行している団体に問い合わせて何か情報無いかって聞いたり、facebookのコミュニティで情報聞いたりするといいと思います。
共通の趣味のもと集まってる人達ですし、話題も豊富です。無理矢理「今日はいい天気ですね!」って言う必要もありません。「hey man,君のフットワーク、キレッキレだね!」って言うだけで僕らはbroだぜ。どんだけ天気の話にこだわるんや俺って感じですね。
長くなりましたが、一言で言うと、ローカルの人々がいる環境に身を置く、ということですね。そのためのアプローチをいくつか紹介させて頂きました。他にも色々と出会いの方法はあると思いますけど。
さて、上記の通りローカル民と知り合う方法を記載したのですが、注意して欲しいのがローカル民に対して下心を持たない事です。下心の代表が、語学ですよね。確かに、ネイティヴスピーカーと話す事で語学は向上しますけど、それはあくまで彼らと友達になって、コミュニケーションをしていった過程の副産物であり、目的ではなく結果であるべきです。それに、そういった下心満載で近づくと、言葉は通じなくても人間は他人の悪意に敏感ですので、彼らと友達にはなれないでしょう。ましてや地元民と結婚して永住ビザゲットしてやるぜなんて目的で近づくのは言語道断です。
とまぁ個人の主観をキツめに書いてしまい恐縮ですし、取り方次第では若干矛盾する感もありますが、その土地や文化をよく知る人達と触れ合う事は非常にいい経験になりますし、知り得なかった知識や学びもたくさんありますから、人間としての視野が広がる事は確かです。
結局出会う数が多くても、二回目以降会えるような人間関係が出来るかどうかは、その人の人間的魅力に依存します。その辺は日本でも一緒ですよね。そういった話が好きな人は、街にある静かでシャレオツなバーでしっぽり語り合いま…いや、やっぱりやめた暑苦しいわそういうの。パース寒いけど。
とりあえずまずは出会わない事には話にならんので、皆さんにも素敵な経験をしてほしいと思い、ローカルの人々との出会い方について、僕の経験を書かせて頂きました。
それでは今回も読んで頂き、ありがとうございました。