2016年8月16日火曜日

パースで仕事してて気付いた。海外で生きる為に必要なのは交渉力?

皆さん、こんにちは。
ワーキングホリデーでオーストラリアに滞在している、最近ハッピーなHideです。

個人的に新たな一歩を踏み出しました。また機をうかがって報告します。

さて、タイトルにもありますが、海外で生き延びる為にはどんな力が必要でしょうか?
語学力?実は英語なんて話せなくても何とかなります。オーストラリアに限って言えば、日本語のサイト使えば何とかなりますし。
経済力?確かに金があればなんとでもなる。あれ?金で全部解決するくね?

いえいえ、今回言いたいことは「金の力は偉大だ。金は愛すらも買うことが出来る」とかそういう世の中の真理ではありません。
大抵、ワーホリや学生ビザで海外来てるってそんなに金に余裕がある訳ではありませんから、限られた軍資金の中、いかに上手くやりくりして生活していくかがキモです。

そこで大事なのが、タイトルにある通り「交渉力」なのです。

日常では交渉する場面ってたくさんありますよ。例えばシェアハウスに入居する時。家賃が週に10ドル違うだけで、その差は月に40ドル、年単位で考えると500ドル以上の大金になります。下手すれば日本行きの往復航空券買えるレベルです。

実は最近、勤務先のラーメン屋が急激に暇になり、マネージャー以外のスタッフのシフトが大幅に削減されるという事件がありました。新規オープンのお店なのでこういうことが起こりうるのは予想出来ていましたが。

もらったシフトではとても生活なんてしていけるはずもなく。多くのスタッフが泣き寝入りする中、僕は果敢にオーナーに交渉しました。僕の言い分はこうです。

・こちらには生活がかかっている
・もしも当方が希望する最低限のシフトが貰えないようであれば、然るべき行動を取る必要がある
・オープニングから貢献しているスタッフに対して、その対応は不誠実ではないか

もちろんオーナー側にも言い分がありますから、僕がうだうだ言ったところで「あっそ。じゃあ辞めれば?」って言われたらそれまでの話です。でも来週以降ずっとこのシフトで働いていたら生活出来ないし、もし辞めろと言われたら、それこそ新しい仕事を探すチャンスです。

その結果ですが、「今週のシフトについてはもう出してしまったから仕方ないけど、来週以降は僕の意向に沿えるような形をとる」という言葉を引き出すことに成功しました。まだ何も確定はしていないし、もしかしたら来週以降も同じ展開かもしれませんが、それでも足掻けるところまで足掻いてベストは尽くしました。これでダメだったら初めて清々しく旅立ちの時を迎えることが出来ます。

何かに挑戦する時は、行動するリスクよりも、行動しなかった時のリスクを考えると案外打開策を思いつくことがあります。上記の例で言うと、

◆いつまでも短いシフトでしか働くことが出来ない(ほんとはもっといい条件で働ける or いい条件を提示してくれるところを見つけることが出来る)
◆いつまでも払わなくてもいい家賃を払わなくてはいけない(ほんとはもっと安くなる)
と、こんなところでしょうか。

僕たち日本人って、理不尽な目に遭っても「仕方ない」って言って泣き寝入りしちゃうことが多いです。けど、海外だと他のアジア圏から来てる人は、何としてでも生き延びるっていうハングリー精神が半端ないですし、ヨーロピアンや南米の民は自己主張の強さの次元が違います。海外という異国の地で彼らと肩を並べて生きていかなくてはいけないのに、そんなことでは僕たち日本人はどんどん不利な方へと追い込まれていきます。

壁があったら、すぐ諦めてはいけません。押しても引いても登ってもダメってとこまでやって、本当に万策尽きたらそれが諦める時です。

日本では聞き分けがいいことが美徳とされていたかもしれませんが、海外ではその価値観は一切通用しませんし、何なら日本でも徐々に通用しなくなりつつあるのではないでしょうか。

上手いこと英語で言う必要はありません。俺はこうしたいんだというパッションをぶつけましょう。自分が欲しい結果を得る力=交渉力です。

それでは今回も読んで頂き、ありがとうございました。

ちなみに下記、僕が交渉事や心理戦に臨む時に駆使しているスキルを学んだバイブルです。kindle版もあるので海外にいる人もバッチリ読めます。

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